PR

〈電子書籍/コミックの品揃え世界最大級〉【ebookjapan(イーブックジャパン)】

PR

DMMブックス

ツインレイランナーの気持ち

ツインレイというのを知って、サイレントやランナー&チェイサーって用語があるのも知った。

よく思い出したら私はいつも彼を避けていた。



逃げていた。


一緒の在学中も基本ずっと逃げてた。

それは、本当に好きだったから、恥ずかしすぎたのと、自分に自信が全く無くなってしまったかったからだ。

彼の存在が私の目の前に現れたと同時期に急に私の人生がいろんな面で180°変わってしまった。

謎の体調不良が頻繁に起こりだし早退しまくる事になったり、

一番顕著に感じたのは自分の性格だった。

私の目に映った彼は、自分に無い物を全て持っているような自分とは正反対の光輝く人に見えた。

性格も社交的で明るくて学校の成績も優秀でなんでも出来る、あらゆる事に対して余裕で生きている、そう見えた。

私は元々人付き合いも苦手だし勉強もついていけなくなったり、ルックスもカワイイ女子やおしゃれな女子という人種が大勢存在し、そんな学校という小さな競争社会の中でうまく出来ない事だらけで劣等感しか生まれなかった。

中学校という物がそうさせたのか、彼が眩しすぎる人に思ったからなのかどうか分からないが、途端に自分に自信が一気になくなっていって自分の存在自体が恥の塊に思った。

そんな自分に唯一残ったものは、ゲームと漫画のオタク魂、それだけで生き延びた。

それまではまだ普通に割と誰とでも話せたはずなのに、何故か急に人の目を見て話したりするのが異常に恥ずかしくなって、人と積極的に話す事が一層しんどくなった。

人前に出るのが辛いし、一気にコミュ障、人見知りが加速し暗い見た目の人間になっていたと思う。

学校が本当に嫌だったけど、彼がいたから、誰よりも恥ずかしいけど、好きという感情のおかげでなんとなく通えていた。

彼は私にだけいつも無愛想だった。

それでも何度か話しかけてきてくれたり接点をもとうとしてくれた。

彼が話しかけてくれるといっても、私に対してはいつもたった一言だった。

他の人に対する時と明白に違うその言動だけを見るといつもなんか冷たい、怖いとか思っていた。

また、自分とあまりにもかけ離れすぎている存在だった彼がまさか自分に好意があるとはどうしても信じ難かったので、

おそらく嫌われている、バカにされているだけかもしれない、いつも見てくるのは、決して好意ではなく単に睨まれているだけなのでは?とか考えたりする事もあった。

(当時はよくこの人が人を見る事についての心理状態や動機など何度も考えたり悩んだり友達に聞いてみたりしていた)

そして私も彼に必要最低限の返答しか出来なかった。

私もたった一言、言うか言わないかだった。

だからいつも会話が即終了していた。

彼と私の発言合計二言で終了だ。

全く続かなかった。

好きだし恥ずかしいし凄く意識してしまっていて、ものすごく緊張してたのもあった。

おまけに私は昔から典型的な天邪鬼である。

どんな物に対しても本気で好きなものほど人前で素直に好きだと決して言えない。

逆に全く一番興味ないですというような態度を全力でとってしまう癖があるのだ。

本当に心底歪んでいる。

そしていつも後悔するハメになる。

これは私が当時コミュ障の極みに陥っていたからなのか?とかも思ったが、

よく思い返せば、他の何とも思っていない人とは当時の自分でも話しかけられたら普通に会話できていた。

ちゃんと会話のキャッチボールが出来ていた。

冗談ですら言うことも出来ていた。

ということで、彼にだけ無愛想だったのは私も同じだったということが分かった。

他にもいろいろ私の態度がそのまま彼の態度となって跳ね返ってきていた。

本当に鏡のようだった。

この世の社会の中で人が人と関わって生きていくのに、一般的に道徳的に当たり前、常識とされている良好な人間関係のコミュニケーションを形成するものの一つに挨拶や礼儀や態度、会話の受け答えみたいなものがあると思う。

当たり前過ぎる事なのに、私は社会人になって初めて自分の学生の時の行動がいかに人として非常識で社会不適合者な行いをしていたかが分かった。

好意的にされて無愛想に返すとか、非常識すぎる、今の自分だったら人としてあり得ない態度だった。

そんな非常識人間のくせに私は当時人に嫌われるとかイジメなどに対して人一倍恐怖心があったからかいつも誰にもなるべく敵を作らないようにと必死で仮面を被って大人しく良い人のフリをしていた。

こんなサイコな女子普通ならとっくに嫌われてそうなのに、

好かれていたのかどうかも分からないけど、少なくともずっと興味を持ってくれていたと思うとなんという素敵な人、神だったんだろうかと思う。


完全に忘れたいと思った。


卒業後、

駅でまた会いたくなかった、

もう偶然でも見かけりしたくなかったから、

だから2学期からJRを使わないように、別の私鉄に変えてみようって友達(幼なじみで一緒の高校に入学できた)に提案した事もあった。

(それは、駅でとてもショックな思いをした事があった、そのせいかもしれない。この闇はまだ公に書く勇気がない。)

(しかし通学しにくくて結局3学期にまたJRに戻したけど汗)




あの2回目の偶然の時、

彼を見た瞬間心はズタズタにショックなのに、

すれ違った彼の後ろ姿から私が勝手に感じたのは、

忘れたい、

辛い、

苦しい、

忘れたい、

とにかく今は全て忘れて前に進みたい、

忘れられるならなんでもする…

というようなものだった。

その時の私は本気で死ぬほどショックを受けていたのに、(自分の人生の中で個人的に2度目のトラウマになる大ショッキングな出来事だった)

それでも何故か、

彼は本気で私が好きだ、私しか本気で愛せない、

とか思うもう一人の謎にポジティブで冷静な私がいた。

なんて都合の良すぎるポジティブ思考なんだろう、

狂ってる、

とショックを受けてる私は思いながら、

それを見ている私がいた。

自分の心がまだ全然執着していてあまりのショックからくる一種の防衛反応なのかもしれないとも考えられる。

ツインレイという概念やこの概念に出会った事そのもの自体が全て私にとってもはやそれなのかもしれない。



その時、私の心はそんな風にまたチグハグで複雑だったけど、

その時の私は、

もうまじで忘れたい、

二度と絶対会いたくない、

今までの事全部やっぱり自分の勘違いと思い込みだった、

やっぱり好きになんかなってはいけない人だった、

本気で忘れないといけない人なんだ、

私の人生から全て完全に無かった事にしたい、

このまま記憶喪失になりたい、

本気で忘れられるような、二度と思い出せないくらい全然違う新しい経験を積んで早く上書きしたい、と強く思った。

本気で忘れようと心に誓った日だった。

すると現実ではホントに急に新しい出会いなどが起こってきて一時的に忘れることが出来たけど、

でもまた新しい人が彼と同じ事をしたりして彼を思い出すことになって、

そういう思い出させるようないろいろな事が何度もやってきて(夢にまでも出てくるようになった)

それはひたすらずっと続いていて、結局完全には忘れられていない。

成人式も行きたくなかったのは、

結局、本音としては彼にだけ会うのが怖かったからだ。(行ったら会ったのかどうかも分からないけど)

自分が恥ずかしかった。

彼と真逆で、かっこいいところもかわいいところも優秀なところも魅力的なところも何もない未だ未熟な自分のままでいる事が恥ずかしすぎた。

そんな自分で彼の視界に入りたくないとか思った。

友達には散々なんで来なかったの?と言われたが、まさかこんな幼稚でバカな事が原因だなんて絶対に言えなかった。

親にも友達にも振袖とか着たくないからとか適当な事を言っていた。(まじでサイテーすぎる(~_~;))

本当に思い込みというものの威力は凄まじい。

狂気の沙汰。

完全に病んでいる。

もともと友達も少ないし存在感も無かったから自分が出席しようがしまいが誰も気付かないだろうと思っていた。

そんな中数少ない貴重な友達が自分の存在を覚えてくれていると知ると嬉しかった。

彼がもし出席していてもし私を覚えてくれていたとしたらどう思っただろうと妄想したこともあった。

または、もし私が出席していてもし彼も出席していたら…というバージョンで妄想したこともあった。

私はツインレイというものを体験しているのか相手がそうなのかとか、全然違う勘違いのただの執着の塊かもしれないし、本当は別にどうでもいい。

どっちにしろ当時うまくいかなかった原因は自分にあったと思う。

友達や、周りの女子のように、素直で愛想よくて可愛くて、

好きな人に笑顔で好きと自分から言えるような堂々と自信に溢れた女性になりたいとずっと思っていた。

自分がそんな風にできる人だったなら、うまくいっていたのかもと思ったこともあった。

逃げたのは私だ。

いつも視線から逃げていた。

コミュニケーションから逃げていた。

自分の本音から逃げていた。

そして自分自身を認めてあげる事からも逃げていた。

ランナーという言葉があるのなら、

それは私のような人の事をいうのかもしれない。


ツインレイ的な謎のビジョン


2019年のある夜、バスタブに浸かっている時ウトウトしていたのか変な映像を見た事があった。

日が沈みかける夕方頃の金色のような光の色合いの中、ある広大な草原にいた。

遠くの方に深いグリーンの森がって、目の前一面には肩の高さくらいまである背の高い金色のような草原の中を私は草を掻き分けて歩いていた。

大量の草に覆われていてあまり前が見えない。

私は白いワンピースのような服を着ていて髪も長めで美しい女性のようだった。

その草を掻き分けた先に、遠くに1本の大きな木が見えた。

その近くに男性が立っていた。

白っぽい服を着ていて、私も男性も多分日本人ぽくなかった。

ぼんやりしか分からないけど自分と同じくらいの歳でカッコいいかんじの人だった。

私がいる場所からまだまだだいぶ離れた先にその木と男性がいて彼は私の方を見ていた。

そこで私をずっと待ってくれているように見えた。

その人は、

どこかとても懐かしいというか安心できるかんじで、

帰りたいというような気持ちと同時にとても愛しい人だと感じた。

そのフィールドには私と彼しかいなくて、まるで2人だけの世界のようだった。

草が長くてなかなか前に進みにくい、

私は焦りながら、もがくように歩いている。

私は真っ直ぐにまずはその木を目指しているのが分かった。

なにこれ?は?

別に寝てなかったし!と思って意識を取り戻した事があった。

未だに夢じゃなかったと思っている。

これは、ただ単にYouTubeとかで見ていたよくある動画の映像が影響して脳で無意識に思い出しただけ?とも思ったりもする。

こんなかんじの夢も何回か見たこともあった。

よく分からないけど、夢もこういうのも結局は全て現実に具現化する前の段階である自分の無意識下で思い描いている理想の世界のビジョンなのかもしれない。

でもそんな夢のない考え方は好きじゃないので、

私はこれを勝手に自分と彼の魂の姿、もしくは前世などの映像というかんじの解釈にして受け取ることにした。

解釈や妄想、幻想、夢、希望は人々に与えられた完全なる自由領域なのだ。




最後まで見てくださりどうもありがとうございました。

コメント

hookのマンガ活動に応援・ご支援頂けますと大変嬉しいです↓

PR

クリックしてくれたら励みになります↓

ブログランキング・にほんブログ村へ

クリックしてくれたら励みになります↓

PR

tsubutsubu300250_1

PR

220822_VAUNDY

人気の投稿