無料Web漫画ネーム 『Phantom Games』 #ホラー #サスペンス #鬱漫画 #読み切り
今回は漫画のネームになります。
この作品は漫画として完成することはなく、ネームの形でしか残ってないのですが一応読み切り漫画として考えたもので、せっかくなのでこのblogに載せようと思いました。
こちらは、昔初めて某出版社の編集長にネームを見て貰える事になった際に送って没になったものです。
セリフの字とか絵も手書きのままでだいぶ見難いかもしれませんが…、どうぞ(汗)。。。
1.ホラーWeb漫画ネーム『Phantom Games』動画
2.ホラーWeb漫画ネーム『Phantom Games』
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『Phantom Games』P1 ©︎2023 hook |
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3. ホラーWeb漫画ネーム『Phantom Games』キャラ設定
一応キャラ設定も描いていました。
舞台としては、アメリカの田舎の方(ザックリだわ汗)で、
幼馴染の3人組がある夏に興味本位でオカルト噂がある森にやってきた
っていうかんじです。
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↑こちらは3ページ目のタイトル表紙別バージョンとして考えてたものです。
こんなことも書くのもどうかと思うのですが、
なんか今になって思ったのが、(こんな畏れ多い発想が出てくる自分ってサイコパスだったのかと新たな発見…)
最後まで見てくださりどうもありがとうございました。
こういうネタってちょっとスティーヴン・キングの作品にありそうっぽいな…なんて…
アンダー・ザ・ドーム(フラットアース系で面白い謎ドラマ)しかちゃんと観たことないけど汗
4. ホラーWeb漫画ネーム『Phantom Games』プロット
これはネームの前のネームというかただの落書き、オマケです。。。
ドサクサに紛れてもうこんなのまで載せてみました汗
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5. ホラーWeb漫画ネーム『Phantom Games』制作秘話
これを描いている時、私は学生を卒業しフリーターの身分になった春頃でした。
当時は、安易にインパクトをつけられそうなどと勘違いしてホラー系ばかり描いていて、この作品もホラーにしました。
しかし、本音では実はもうとっくにホラーに飽きていた頃でした。
あまり描きたくもないのに何故かこういうのを描かないと…みたいな自分の中で変なルール見たいな決まりを作って縛られていました。
初めて出版社の編集様に認めてもらえた作品が偶々ホラー作品だった、ただそれだけだったのに、この頃の私は自分はこういう系が向いているのかもしれないor期待されているのかもしれない…などと勝手な自惚れのような思い込みで縛りを作っていたと思います。
あまり気が乗らない系統の漫画を描くこと、
ネームを早いテンポでどんどん描いて送らないといけないというプレッシャー、
現実では何も楽しくない出来ればやりたくない自分の代わりなんて世界にいくらでもいると思い知らされる残酷な日常のバイト生活、
フリーターという身分を良く思わない親からの日々の圧力、
良いネームを早く上手く描けない自分の無能さに対する無価値観・劣等感、
そもそも自分なんかは漫画家なんてクリエイターの職業に向いてないんじゃないのかという疑念、
ネームを送りながらバイトする生活を続けていて果たしてこの先に明るい将来が約束されているのか…などという不安、
偶然見かけたYahoo知恵袋の中の現実を突き付けられるエグい書き込み、
そういう日々を過ごすうちに私は気付いたら鬱になっていました。
この時人生で初めて鬱という状態を経験しました。
何もする気が起きず、何をしても楽しいと思えない、気分が上がらず落ちたまま。
視界に映るもの全てが永遠にグレー。
喜怒哀楽の感情の起伏が出てこなくてひたすら無な状態。
朝起きる意味も見出せないし自分が生きてる意味が全く分からないといった感じでした。
生きてる意味がないから死のうと思って自殺することも何故か全く怖く感じないけどそれすらとにかく何をするのもやる気が起きず面倒な気持ちになる。
自分は今まで何を楽しみに生きていたんだっけ?と考えた時、
今まで好きだったものや楽しみとしていたもの、希望、生きがいとしていたものが全くそう思えなくなっていました。
その状態の自分に気づいた時本当にショックでした。
それらのほとんどは私にとっては漫画や芸術作品に関するものでした。
いつからか、漫画もドラマも映画もアニメもゲームも今までのように頭空っぽに純粋に鑑賞できなくて、どうにか制作する時のヒントや参考を探そうという目線で見てしまう自分がいて、
そんな自分も嫌だしとてもしんどかったです。
そんな鬱になる直前に描いていたネームでした。。。
暗っっっ(;´д`)
そんな感じで私は振り返ってみてこの頃が今のところ人生の中で一番精神的底辺グレーな感覚を体験したように思います。
文章にしてみても、あの頃、物理的に何か大きな原因があったりとんでもなく辛い経験をした訳でもないのに、何故自分は鬱になってしまったのか…?
今から思うと、多分あの頃は人生の中で一番幼い頃からの夢だった漫画家という職業に本気で正面から向き合って客観的に自分の能力の無さと無価値観を実感した時だったからなのかな?と思ったりします。
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