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DMMブックス

最近観た映画・ドラマ・アニメ27作品の感想(⚠︎ネタバレ有り)

筆者の家にはTVがあるが、ここ数年ほぼTVモニターで映像を観る事がない生活をしていた。

今や映像を観る時はほぼスマホのYouTubeなどで、いつも何か作業中にBGMやラジオ的な感じで聴く事が殆どという日々だった。(なんだか心が渇ききっている…(;_;))

ところが6月にとあるきっかけで[PR]U-NEXT<ユーネクスト>の無料トライアルを試す事になり、これは観なきゃ損だという事でけっこう観まくった!

一応家ではNetflixも契約してる状態だが配信が終了しているのか?意外と肝心の観たいやつが無い事が多く、殆どネトフリは観る事がなかった。

そういう今まで観たかったがなかなか観る機会がなかったものを遂に観れて良かったのと改めていい勉強にもなった。

TVモニターの前に座って真剣に映像だけに集中できるという事が如何に贅沢な時間かを思い知れた!

⚠️以下に記す諸々の感想はあくまでも筆者の独断と偏見による忖度無しの偏った感想や考察になります。

ネタバレも発生してくると思われますのでくれぐれもご注意下さい。

最近観た映画・ドラマ・アニメ27作品の感想(⚠︎ネタバレ有り)

小公女セーラ

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
(この星は筆者の個人的満足度数。一応五段階)

小公女セーラ』は厳密には4月か5月頃にYouTubeの公式チャンネルで偶然配信されてるのを見かけてYouTubeで観た。

世界名作劇場シリーズは今の所『ロミオの青い空』くらいしかマトモに全話見た事がなかったが、個人的にはロミオで非常に感動して号泣しまくったし他の話も凄く興味がある。

以前コチラで感想を書いてます⇩

『フランダースの犬』も前から凄く観たかったのだが配信を見逃してしまったT^T。(時間を作ってどこかで絶対観てやる)

元々『小公女』という児童文学自体もあまり知らなくて、なんとなく、また主人公がめちゃくちゃいじめられる悲劇のヒロイン系の話だろうくらい思ってた。

ところがアニメは中盤から最終話のギリギリ付近まで予想以上にいじめ描写が酷くてけっこうしんどかった。

生徒からの嫌がらせやいじめのシーンを観てると、自分が小学校くらいの時の女子同士のカーストというか社交事情に無意識に如何に気を使って生きてたかをリアルに思いださされた。

ラビニアみたいな女子やアーメンガードみたいな女子もやはりいたし、ああいう行動や態度とかカースト関係ってマジでめっちゃリアルに描かれてるなぁと感心した。

そしてラビニア自身が何故そういう行動や態度になってしまうのかの心情など心の底で抱えてる問題や嫉妬心なども子供だから凄く正直に溢れていてとにかくリアルで、自分が学生時代に出会ってきた女子達も環境やいろんな影響でああいう複雑な心境があったんだろうなと、今の自分だから気付けた事もあったり凄く心理的な部分で考えさせられた。

また大人がセーラをいじめてくるシーンが一番辛かったが、ミンチン先生の場合は明らかにインナーチャイルドが癒えてないんだろうなと感じれたが、モーリーさんやジェームスさんからのいじめシーンが意外と多くてあの2人が個人的には一番胸糞案件だった。

あいつらマジどうにかならんのか?!

まああのような悪役がガッチリやってくれてるおかげでベッキーやピーターやセーラの尊さがめちゃくちゃ際立ってたし、出番は少なめだが優しいマトモな大人達に癒された。

そしてセーラのどんな環境・状況でも決して闇堕ちしない鋼の精神力と若干スピリチュアルな考え方に学ばされた。

とんでもなく凄い人だ!

目にみえる世界は実はただの幻想でしかなくて、いつでも心で自由に好きなように思い描いて想像していればいつか現実になるという、筆者がここ数年で知ったスピリチュアルな知識がもうとっくの昔にアニメで描かれていたなんて!とビックリだった。

セーラが想像してるシーン好きだった!

そして個人的にはピーターと幸せになってほしいと思った。

ピーターが終始めちゃめちゃ頼りになる役で、後半には大人かよ!って思えるような女性がドキドキするセリフを普通に言っちゃてるところとか、ロマンスだった〜!

この頃YouTubeで実写映画も出てきて観てたが、映画や原作にはピーターは出てこないみたい、本格的な女性だらけのドラマっぽかった。(女性だけの世界を思うとなんか怖く感じるのは自分自身が癒えてないせいか…)

アンダー・ザ・ドーム(Under the Dome)

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

『アンダー・ザ・ドーム』は2017年頃に偶然TVで深夜に放送されていたのを観たのがきっかけで(この頃はまだ偶にTVを観ていた)シーズン2まで観ていて、続きがずっと気になっていたがなかなか観れる機会がなかった。

今回『アンダー・ザ・ドーム シーズン3』を遂に観れて、また3で完結しているという事でラストまで見届ける事が出来て良かった。

シーズン2からブランクがあったのでキャラとか状況とかやや忘れていた部分もあったが、シーズン3で一番ビックリしたのは、これまでメインキャラとして何があっても揺るがないヒーロー主人公というかんじだったバービーが洗脳?感染?されて敵みたいな立ち位置になり、これまでドームの中の住人中一番驚異のサイコっぷりだったビッグ・ジムがひょんなことからヒーローみたいな状況になっていき、バービーが没落した代わりにビッグ・ジムがどんどん頼りがいのあるキャラになっていくという逆転現象が面白かった。

これまでドームの奇妙な謎現象の追求より現実の街の事に重点を置いていたせいか、ある意味一番地球外生命体に洗脳されなかったマトモなオヤジというかんじ。

急にワンコが登場しだした辺りからビッグ・ジムの良い面やギャグも放ったりするくらいの頼もしい人柄が描かれていて、こんな風に見せ方で視聴者はいとも簡単に流されてしまうんだなと勉強になった。

卵を研究してた博士とのシーンで、ビッグ・ジムが急に自虐(?!)のハゲネタをかまして博士が「もしバーで会ってたら君とは良い友人になれただろうね」とか言ってるシーンが一番好きだったw

逆にバービーはエヴァとのシーンや洗脳が溶けてジュリア側陣営に戻ったかと思いきや、女王が産まれるまではまだまだエヴァと寄りを戻しそうな雰囲気だったり子供の事を気にしまくるシーンなどそういう場面が多くて、さらに一番嫌悪感を感じたのはジュリアがバービーの洗脳を解くために物理的痛みを与えたり直接口論するシーンでバービーの発言内容や行動などドン引きしまくりだった。

シーズン3はとにかくバービーの印象がかなり悪くなった。

だから3で終わったのか?

また、筆者は1、2まではかなり真面目に何の先入観も無く純粋に観てたから、あのドームの謎や卵や地下の崖からドーム外の世界へ繋がっていた事とかドームに繋がる謎の扉の事とかマジで何の予想も出来ずにワクワクして続きを楽しみにしていたのだが、シーズン3になって急に原因がどうやら悪い地球外生命体・エイリアンの仕業らしいと判明して、判明し出したらなんか急に地下のエイリアンの繭とかがある美術セットとかそういうのが妙に安っぽい造りに見えてしまって、ラスト付近も女王のパワーみたいな映像特殊効果とかも安っぽく見えてなんか少し気になった。

別の要因で打ち切りになったのか?終了が決まったからこういうかんじになったのか?

でもシーズン3個人的には凄く楽しめた。

中盤くらいからジョーとノリーとハンターがジュリアとビッグ・ジム側に加わって反撃し始めるところ辺りからの展開が凄く盛り上がってきて、一回観終わってからまたこの辺りのシーンを見てしまった。

この3人好き!

個人的考察だが、原作者、シナリオ製作者達はこのドラマのキャラの中で特にお気に入りは多分ビッグ・ジムとジョーだと思えた。

ラストシーンで秘密裏にメンバーが集結してるところも良かったがジョーとノリーが切ない終り方で余韻が残って凄く良かった。

シーズン1から全編観てやはり思うのは、アメリカドラマは大体展開が急なのが多いしキャラが急に裏切るとか裏の顔があるとかガラリと転換する場合も多くてちょっと人間不信になりそうという感覚にもさせてくれる。

そういうところが予測不可能で面白いところだし、人間ドラマの描き方が複雑で深すぎていつもシナリオ勉強になる。

でも一つ気になってるのは、シーズン2から登場し出したあのドーム内の湖と繋がってる謎の扉、あれはドームが消えてもあのままなのだろうか?

ドームが消えたらあの時空の歪みも消えるのだろうか?

それと、ドームが消えた後救出された主要メンバー達が軍(というか政府)からドームの存在やエイリアン体験情報を一切口止めされたり、ジョーや感染されたままの住民達が秘密裏に軍に隔離されたりしているというあのシナリオ、もし筆者が2017年にこのラストまで観ていたら普通にSFドラマとして何とも思わなかったかもしれないが、2020年頃から次々とディスクロージャーされ出したドン深闇な陰謀論や真実論を知ってしまった今なら、あれも意外と事実をふわっと混ぜ込んでいたりして…と思えた。

虐殺器官

⭐️

虐殺器官』は昔まだTV放送でアニメを観ていた際にCMで見かけて何となく気になってメモしていた、それだけで、内容とか全く知らずに、なんかリアルでシリアス系で映像が綺麗そう、『攻殻機動隊』っぽい良い感じかもしれないとかそんなイメージだけしかなく、だが何となく期待していた。

で実際観てみたら、確かに絵や動きやリアルさも演出も本格的で映像も綺麗で大人のシリアスなアニメ映画だったが、如何せん内容がゴリゴリに戦争系で個人的に興味無い分野というか苦手だったのと筆者の頭が悪いせいでストーリーを詳細に理解出来ず、難しい話だな…という印象。

でもこういう内容や描写好きな人はきっと凄く好きだろうと思う。

15時17分、パリ行き(The 15:17 to Paris)

⭐️

15時17分、パリ行き』も偶然TVをつけていた時にCMでチラッと見かけて、タイトルのインパクトと、2016年2月に実際パリに旅行に行った記憶も新しかったので何となく気になってメモしていた、それだけだった。

映画を観てから、この映画が実際の事件の事を描いていて、キャストも主役の3人は本人達が演じている事など解説を調べて初めて知った。

こういうリアルな映画もあまり観た事がなかったので新鮮だなぁと思ったのと、そういえば、2016年2月のパリ市内は建物中の扉付近にはどこにも凄く背の高い屈強なイカつい男性が立っていて厳重に警備していたり、オランジュリー美術館に入る時もかなり入念な手荷物検査があったりと街中が少しピリピリしてるような印象で、ツアーの添乗員さんが「最近テロがあったばかりだから…」とか何とか言っていたのを思い出した。

当時は現地状況なども何も全く知らない空っぽの能天気な筆者だったが、もしやあの時添乗員さんの言っていたのってこの映画になった事件とも関係あるのだろうか?とか思えた。

星1になっているのは、映画はとても良い映画だったが、筆者個人がこういう現実的で真面目な内容の映画を魂的には求めていなかったので、正直ちょっと選択ミスったなっていう、そういう面で満足に至らなかったという表現。(事前にちょっとは内容を調べてから観ろよ)

ソイレント・グリーン(Soylent Green)

⭐️⭐️

ソイレント・グリーン』は陰謀・真実系のYouTubeを観ている時に動画主やコメントで知って気になった映画だった。

この映画の存在が動画の話題に登場した時、丁度世間は食糧危機やコオロギ食とかが話題になっていた時期だった。

解説を調べるとこの映画の舞台は2022年という設定らしく、この映画が話題に出てきたのもこの年くらいだったような気がする。

世界で食糧危機が煽られ始めた時期と映画の中の設定の年が同じなのが偶然の一致とはもはや思えない。

これも、DS側の計画的なシナリオが示唆された映画だったのだろうか?

個人的に理解力の乏しい筆者には映画を観てて、ストーリーの繋がりがよく分からない箇所がいくつかあった。

ソルという人物が急に安楽死のホームへ行く事にしたその動機とか、2回くらい映像を確認したがイマイチよく分からなくて、一応wikipediaの解説でなんとなく理解出来た。

個人的には、街でソイレントグリーンを販売してるシーンとラストの工場のシーンだけで良い。

序盤中盤のドラマはあまり筆者には伝わってこなかった。

後からwikipediaを見てると、実際にソイレントというサプリ的な商品も実在しているという事実や、あのゼノギアス(RPGゲーム)内でこの映画の工場とそっくりなシーンも登場していた事にちょっと衝撃だった。

ゼノギアスは筆者は未プレイなのだが当時家族がやっていたのを見ていて、BGMとかも好きだったしシナリオも複雑で難しそうだけど凄くドラマチックな作品だなと、ただロボット戦闘だけがどうも苦手意識があったりしたが、今になってよく考えると結構陰謀論的に通じる闇シーンも登場していたしまさかこんなに映画とそっくりだったとは。

筆者的には映画の工場シーンよりゼノギアスの方がもっとグロい描写になっていて分かりやすいと感じた。

BLAME!

⭐️⭐️

BLAME!』は昔から漫画が好きで、映画化と知ってからずっと観たいと思っていながら放置していたものだった。

これはU-NEXTでは有料だったが勢いでポチってしまい、ネトフリの方がお勧めと思う。

映像も綺麗だしアクションなど動きも凄くリアルで良かったが、個人的にはメインキャラと世界観以外ストーリーやキャラが映画オリジナルになっていてあまり好きになれなかった。

世界観ももっと退廃的で虚無的な暗い静かな感じを想像していたのと、漫画みたいにメインキャラが動くだけでセリフほぼ無しのそんな静かなアニメを期待していたので予想と違って勝手にガッカリした。

でも映画化となったら短時間で世界観の説明なども入れないとストーリーとして不親切になってしまう限りやはり漫画のあのままでやるのは無理あるんだろうなと感じた。

学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』は子供の頃朝のTV『ポンキッキーズ』で偶然見かけて一瞬でめっちゃ好き♡と一目惚れしたショートアニメだった。

だが当時は朝の忙しい時間というのもあって(筆者は幼児の頃から朝が弱い(ーー;))全話確実に観れたわけでもなく、というかほとんど見逃していたであろう。

今になってこうしてサブスクで確実に観れる事がとても幸せ。

1話ずつ作画が違っていてこれもまた新鮮だったし、5分くらいのショートだから飽きない、観やすい、分かりやすい、癒される。

小学校低学年くらいの時は「学校の怪談」みたいなの児童向けのオカルト本が大好きで集めてたり、何よりこの花子さんアニメも同様絵柄が凄い好きだった。

この頃オカルトジャンルではない一般的なアニメとして『ちびまる子ちゃん』が放映されていて当時まる子もコミックス単行本を集めていたが、何故かまる子のデフォルトコスチュームが花子さんと一緒なんだが…、髪型もおかっぱだし…、この事が当時から気になっていた。

それにまる子にはお馴染みの顔などに縦線が入るデフォルメ表現があるが、あれも当時児童オカルト本のイラスト絵にもよく描き込まれているのを目にしていたので、なんか共通するものがあると感じていた。

これは特に何の意味もないただの偶然の一致だっただけなのだろうか?

関係ない話になってしまったが、今知った事だが花子さんアニメには新作もあったらしい。

学校のコワイうわさ 新・花子さんがきた!!』シーズン1と2もあるらしい。

ぜひ観てみたい。

(r)adius ラディウス

⭐️⭐️

(r)adius ラディウス』はこれも以前陰謀・真実系のYouTubeを観ている時に動画主かコメントで、シェディングの事を表現している映画だと知って気になった映画だった。

当時コロワクが始まってから、陰謀・真実界隈ではシェディングの話題が騒がれていた頃だったかと思う。

実際観た印象は、確かに主人公が近づくと人が即死するという設定になっていたが、個人的にはその現象自体はそんなに脅威には感じなかったのと、別にコロワクのシェディングの印象を彷彿させるようにも思わなかった。

それよりもやはりストーリー的に最後のドンデン返し展開の人間のペルソナに関する闇の面の方が実はこの映画で表現したい核の部分のように感じた。

記憶喪失ネタだから視聴者も一緒に謎を追っていけるのが面白かった。

またこれもSF現象の原因が地球外生命体が関与しているという。

個人的に風景や天候の湿った感じの色合いなど自然物の映像がとても美しいと思った。

瞳から始まって瞳から終わるというこのビジュアルの表現も美しくて勉強になる。

ダークシティ(Dark City)

⭐️⭐️⭐️

ダークシティ』も以前陰謀・真実系のYouTubeを観ている時に動画主かコメントで、フラットアースの事を表現している映画だと知って気になった映画だった。

ネタバレになるが(今更(⌒-⌒; ))、フラットアースシーンは終盤にちょびっと登場するだけだったし、この映画の世界の地球はそもそも現実の地球とは大分変わってしまっている設定だったので、フラットアースという認識にはあまりリアリティが感じられなかった。

個人的にはこの映画の世界観のダークな街や迷路のような都市の雰囲気やキャラのビジュアルなど全体的に凄く漫画みたいなキャッチーな印象があって好きだと思った。

これも地球外生命体が関与している話で、それも定番の悪いエイリアン、そのエイリアンのビジュアルがなんとなく弐瓶 勉先生の漫画に出てくる敵にどこか似てるような感じがした。

ゼイリブ(They Live)

⭐️⭐️

ゼイリブ』は以前スピリチュアル系のYouTubeを観ている時に動画主が覚醒映画だと紹介していて観てみたいと思った映画だった。

これもやはり悪いエイリアンが地球を支配しているという設定らしい、まあ実際その通りだが。

サングラスをかけて世界を見るシーンは本当に凄い良いシーンだった。

メディア放送や警察・権力者・富豪達も支配していたりする描写や地下組織の様子なども描かれていて確かに完全に真実暴露系映画だった。

こんなに分かりやすく暴露してても『美しき緑の星』みたいな扱いにならなかったのは何故なのだろう?

一つ、主人公と友人になった男性がサングラスを頑なに拒否して喧嘩になるシーンの尺がやたら長くてあれはなんだ?ギャグなのか?と謎だったが、覚醒や真実を急に無理に人に勧めるのはただのおせっかいだという事の表現なのかもしれないとも思える。

アジャストメント(The Adjustment Bureau)

⭐️⭐️⭐️⭐️

アジャストメント』も以前多分スピリチュアル系のYouTubeを観ている時に紹介されてたのか話題に上がっていて観てみたいと思った映画だった。

確かシンクロニシティとかそういう内容と聞いたような気がしたが、実際は運命を調整する者が実は別次元にいるというような内容だった。

主人公達が運命の人として出会って結ばれようとしているところを、天使?みたいな別次元存在が執拗に介入して引き裂こうとするが、ラストは2人の愛が運命を書き換えてしまうという、見た目はアクション的なのにテーマはかなりロマンスで良かった。

天使みたいな異次元存在の設定とか物凄く身近にある別次元空間の描写がリアルで、異次元の時間の無い空間というか表現が5次元以上の世界観をうまく垣間見せてくれている感じで、あの不思議な世界観凄く良かった。

それに主役の2人が出会ってすぐ惹かれるところや、無理やり別れてもお互い忘れられない存在のままだったというシーンも良い感じだった。

こういうファンタジーロマンス系は漫画に凄くありそう。

アイズ ワイド シャット(Eyes Wide Shut)

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️(ビジュアル表現の勉強になった度)
⭐️(テーマ的に)

アイズ ワイド シャット』は陰謀・真実系界隈ではDSシーンがある映画として伝説になっていたので物凄く観たい映画だった。

DSとかイルミナティとかそういう情報を知る前は、この映画が公開されていた当時のCMをリアルタイムでTVで観た事があって、そのちょびっとのシーンから当時まだ学生だった筆者的には物凄く大人のアダルトな映画なんだろう…みたいなR18という印象しかなかった。

正直観た直後は予想以上の衝撃とインパクトと恐怖と気持ち悪さと謎だらけで、深夜で眠気もあったにも関わらず直ぐに解説や考察を調べてしまい時計を見ると3時間くらい経ってしまっていた。

解説や考察では監督の映画に詳しい視聴者の方々の分析が物凄い量で、一度サラッと観ただけでは気付けないサインや暗号など物凄く緻密なビジュアル表現が映画全体に溢れている事を知った。

またあの儀式シーン以外にもDSサインやシンボルがさりげなくビジュアル表現で暴露されていたり、テーマの性に関する事を示唆する色使いやサインなどサブリミナル的に非常に緻密に盛り込まれていたらしい。

個人的に視聴してる時に全く気付かなくて解説で初めて知った事で一番感心したのは、原作に則って、シーン中夢なのか現実なのか曖昧にさせる描写表現が仕掛けられていたという事。

そのビジュアル表現の仕方が、シーンのショット毎に明らかに室内の家具が変化したりとかそういう隅々まで細く観てる視聴者ならショットの繋がりとして凄く不自然だと感じてしまうようなかなりさりげないけど緻密な表現がされている。

筆者は、終盤で儀式から帰った主人公に妻が儀式の様子然ながらのような性的な夢を見たと話すシーンで始めてこの映画が夢と現実の曖昧さを示唆しているのかもと思ったくらいだった。

現実に確実なものなんてない、認識している現実が不確かなものでしか無いという、観てると意識がおかしくなるような映画全体からそんなサブリミナル効果を感じたようにも思う。

現実と夢が曖昧に描かれ始めるのは、多分主人公が妻と寝室で会話した後に夜に外出した辺りからだと思う。

寝室のシーンで2人は多分マリファナ?を吸っていたし、その時に妻が過去に別の男性に惹かれた事があった的な話を聞かされ主人公はそれが無意識に凄く精神的にダメージになっててそこから性的に少しずつ歪み始めてたような。

また、問題のDSシーンもめちゃくちゃホラーだった。

BGMも仮面も屋敷も行為も物凄かったけど、あの全体的な悪夢儀式な雰囲気、陰謀系情報の中で似たような闇深い映像を既に目にした事があったので、あのシーンは監督がマジで本物に寄せて暴露していると思えた。

儀式に登場する女性達はみんなモデルさんに演じてもらっているらしく、確かにみんなめちゃくちゃスタイルが良い人ばかりだから良い意味であまりリアルさを感じなかったが、実際の儀式はあれが全部子供だったと考えたら…ホラーでは済まされない、映画化も当然無理そう…。

ラストシーンで序盤のパーティー会場にいた黒服の老人が再び登場して主人公の子供と消えてる、というラストには表のメッセージと裏のメッセージ表現があるらしいが、これも、儀式もベッドに仮面が置いてあったショットも全部込みで全てがとにかく怖かった!

今まで観てきた普通のホラージャンルの映画として観るホラー映画よりもっと怖い感覚を今回体験できた。

この映画は筆者の中では完全に別次元のホラー映画と確定。

ひたすらビジュアルで表現して答えや意味を決して明示しない、視聴者に何通りも考察させまくるというこのプロの凄さが改めて非常に勉強になった。

しかし個人的に映画全体に漂う性的な表現がなんかずっと生臭いような気持ち悪さを感じてしんどかったのでまた観たいとは思わないという意味で星表現は2つになってしまった。

去年マリエンバートで(L'Année dernière à Marienbad)

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

去年マリエンバートで』この映画がとにかく一番観たかった。

以前この映画の事を少し書いた事があって、その時に発見してから遂にようやく観ることが出来た。。。

これは本当に何度も何度も観たいと思える個人的に凄く魅力的で面白い、好きと感じた映画だった。

この映画も視聴後いろんな謎が気になってまた直ぐに考察や解説を調べた。

するとやはり自分が感じた事と同じで、終盤で分かってくるこの主役の男女はやはり既に死者なのかもしれないという事と、あの舞台の建物の世界、他の客人達、全て死後の世界(幽界?)なのかもしれないという事が考察されていた。

序盤で主役の男性が女性を口説く一つの手段として?写真を撮るシーンがあり、中盤くらいに女性が机の引き出しを開けるとそこには序盤で登場したあの写真が何枚もあって、めっちゃ怖かったのだが、あれは多分、主役の男性があの奇妙な屋敷を訪ねて女性に呼びかける「去年〜」とはもう何度も何度も同じ事を繰り返しているという示唆のように思った。

冒頭の主役男性のセリフもその無限ループを示唆してるようにも思える。

あの屋敷の客人達の一斉に奇妙に静止したり動いたりする表現も独特すぎて物凄く怖くて面白くて良かった!

また解説で知った事で、この映画はメインキャラそれぞれ個別の記憶の時間軸や現実の時間軸など複数の時間軸の場面をミックスして表現されているらしく、その為、シーンの中でショット毎にキャラの服装や室内の家具などがバラバラだったりした。

同じシーン内でカメラの向きが切り替わると同じキャラが1秒前と全然違う服装だったりとかそういう奇妙な表現が多くて、そういう個人の記憶と現実と夢と思い込みとの曖昧な様を表す表現が物凄く魅力的で面白かった!!

この感じは先述した『アイズ ワイド シャット』と似ている気がするし、こちらもただビジュアルで示唆するだけで視聴者に解釈を無限に委ねるという造りも同じだ。

そしてこの映画、視聴するまで筆者は勝手にミステリアス要素の入ったロマンス寄りの内容かと思っていたのだが、実際感じたのはロマンスさはそれほど無くて結構ホラー度合いの方が高めだと思った。

モノクロだから余計そう思ってしまったのか?いや、明らかに奇妙全開な描写が意識されていたと思う。

例えるなら『世にも奇妙な物語』の豪華な海外版みたいな雰囲気だと感じた。

最後に、一番確かめたかったのは、この映画を知ったきっかけのBlurTo The EndというMVが本編とどれくらい似てるのか?意識して制作されたのか?という事だったが、正直物凄く忠実に再現されていてビックリした!

9割くらい同じ気がする!

以前映画について書いた記事⇩

伊藤潤二:コレクション

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

伊藤潤二:コレクション』は検索してると偶然見つけて観てしまった。

伊藤潤二先生の漫画は、学生の時に何度か書店で雑誌を立ち読みしたりしていたので少し知ってる作品もあった。

アニメで観ても漫画で感じたあの気持ち悪さとか独特の空気感や間とか奇妙なコミカルさとかも同じ印象で、しかもカラフルだし動くしとても観やすくて良かった。

個人的に、最近食事内容に関する健康療法としてある医師の方が提唱されている4毒抜きという食事療法をよく耳にして筆者も少し意識し出しているのだが、その避ける4種類の内の一つに植物油があって、植物油の体への弊害や抜いていった人々の体の変化などの情報を聞いていた矢先に、植物油が題材の話が登場して、またそれが実際現実的な題材でもあり描写もめちゃくちゃ気持ち悪くて、油のヤバさを見せつけられたというか余計油を避けたい気持ちになった(笑)

筆者が感じる伊藤先生の作品の怖さは、皮膚疾患系とか気持ち悪い虫系とか一歩間違うと実際そういうパラレル世界に行ってしまいそうなそういう結構身近にあり得そうなエピソードがマジで恐ろしいと思っている。

マイマイとか何故かリアルでマジでキモくて困る^^;

ネトフリでは『伊藤潤二:マニアック』もあるみたい。

ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom』は昔学生の頃に放送していたが、深夜だったので当時環境的になかなか観る事が出来ず、友達が録画していたものを少し見せてもらったくらいで殆ど観れなかった。

当時友達と一緒にブギーポップにどハマりしていて、小説も愛読し集めていた。

アニメが観れない代わりにせめてストーリーだけでも知りたいという思いでシナリオ集2冊を買って読んだがやはりアニメで観たいと思っていた。

2019年のリメイク版の方は全話観れて、内容も小説に忠実で映像も綺麗で観やすくて良かったけど、主人公の藤花の髪型とか制服とか可愛さがなくなった感があったり他のキャラもなんかデザインが変わりすぎててだいぶ違和感があった。

初期のファントムの方のアニメは、ストーリーはオリジナルが盛り込まれていたが、キャラは完全に緒方 剛志さんのイラストに忠実だし全体的に陰鬱で一般的な人が気付かないような世界の闇の片隅のオカルトな雰囲気など独特の世界観も小説で感じた印象そのままだったので、個人的にはこの初期版の方がとても好きだと感じた。

当時友達に録画したものを見せてもらった時に思ったのは、映像の明度がやたら低く全体的にとても暗い、暗すぎて殆ど何が何だか見えないシーンもあって、また音声も小さめで聞き取りにくいところもあったりと、そういうのは当時のTVの機材の質が悪いせいかと思っていたが、今回今の時代のTVモニターで改めて視聴して当時と同じ状態だったので、あえてそういう表現だったと判明して良かった。

個人的にあのようなどっぷり暗い鬱な表現のアニメが大好き。

灰羽連盟

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

灰羽連盟』は学生の頃にTV放送で観ていたが当時受験など色々あったのとこれも深夜放送だったのでラストまで全話観れてなかったアニメだった。

安倍 吉俊さんの絵が好きで書店で灰羽の画集を発見した時は嬉しかった。

このアニメは今観てもやはり感じたが、設定や舞台の世界がおそらく死後の世界(幽界?)の事を描いてると思える。

雰囲気も絵柄も可愛いしメルヘンなタッチで特に怖さはないのだが物凄く大切な何かが表現されているような感じで胸の奥に響く凄く切ないところがある。

ここ数年になって筆者はスピリチュアリストの方々の動画などで幽界や霊界の情報、輪廻と転生の事、臨死体験者のあの世の体験談、ソウルファミリーなどそういう死後の世界の知識や情報を知ったが、このアニメはそういう知識など何も知らなかった学生の当時から不思議と何故かそういう事を描いているアニメだろうと感じていた。

あの世では自分と似た波動の魂とファミリーのように集まって過ごしたりすると聞いた事がある、このアニメだとオールドホームのメンバー達の事に思える。

灰羽達の暮らす鉄壁の壁で囲まれ決して外に出られないし外部の様子も見れない仕組みになっているグリの街は幽界のよう。

灰羽達がこの世界で何か使命のようなものを見つけるとそれぞれ旅立つ時が来て消えてしまう設定も輪廻を表しているように思える。

羽が黒くなってしまう罪憑きという症状やグリの世界に生まれる時に見た夢の内容から名前を決めるという設定も生前のカルマとかやり残した事とかそういう意味を表しているように感じられる。

最終話で、レキの夢の内容から罪憑きで生まれたのはおそらく自死したカルマという事の示唆なのか…という描写もある。

中盤辺りで、一番幼そうなクウが旅立つ前、クウがラッカに言うセリフ「心の中にコップがあって、みんなが雫をくれるの(略)〜…ラッカも私に雫をくれたんだよ。」が何故か物凄く切ない感じで涙が止まらなくなった。(矢島 晶子さんの声が余計切なくさせたのか?)

このシーンは当時も観ていてこのアニメの中で実は一番印象に残ってた部分で、あの時も何故か凄く泣けた。

ストーリーはこの辺りからずっと毎回何かが切なくてとにかく泣ける。

切ない恋愛ものとか世界名作劇場みたいな清貧系とか親子の無性の愛系とかそういうもの以外でこんなに泣けるのが一体どういう要素が原因なのか自分でよくわからなかったが、とりあえず魂に何かが響いているからだとしか考えられない。

この原作を思いついた安倍さんはだいぶスピリチュアリストな方なのかもしれないと思える。

安倍さんの画集には同人用などオリジナルな作品も載っていて、最近改めて見た時に思ったのは、オリジナル作品の中にキャラの衣装や世界観などがなんか独特なものがいくつかあって、なんとなくレムリアとかアトランティスの時代のもののように感じて(筆者は実際レムリアもアトランティスも全く知識ないのでただの妄想かもしれないけど汗)、やはり凄いなと思った。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(The Blair Witch Project)

⭐️

ブレア・ウィッチ・プロジェクト』も学生の頃TVCMで見かけて、ずっと気になってたがなかなか観る機会がなかった。

当時見た数秒のCMから筆者は、マジでこれこそ真のホラー映画に違いない…!リングよりも呪怨よりも遥かに怖いヤバい映像が待ってるに違いないんだ…。

とか今までずっと思い込んでいて、観るには結構勇気いるだろうと思っていた。

しかし、いざ視聴するとこの思い込みはまんまと崩された。

今観て感じたのは、公開された当時だったらまだこういう撮影方式や表現方法の効果がリアルさという点で少しは怖く感じれたのかな?と思うが、今の時代だとSNS動画などがありふれ過ぎているせいか目が肥えてしまってホラーとしての威力があまり伝わらず、低予算っぽいなという印象しか感じられなかった。

カメラの手ブレも視聴者的には見辛いと感じたし、途中走ったりとかすると状況もよく分からなくなった。

ジャパニーズホラー的なインパクト強めな幽霊やモンスターが登場するのかと期待して最後まで集中したが結局それもなくガッカリ。

ただラストシーンは意味深だった。

でもこの映画の森の魔女伝説というオカルト設定は凄く魅力的だと思ってる。

学生の時ホラーとして描いた漫画のネーム(過去記事に投稿してる)の内容とこの映画の設定が偶然にも少し似てる気がした!

アニマトリックス(The Animatrix)

⭐️⭐️⭐️⭐️

アニマトリックス』も学生の時にネットか街中のポスターなどで見かけてずっと気になっていた。

当時Linkin ParkのBreaking The Habitという曲のMVが大好きで、こういう絵柄と世界観のタッチに物凄く惹かれていて参考にしようとしていた。

アニマトリックスにもこのMVに似た絵柄の雰囲気を感じていて期待感があった。

実際は1話ずつ絵柄はバラバラで正直絵柄に関して全く好かないものもあったが、とにかく一番好きだと思ったのは「キッズ・ストーリー Kid's Story」!

絵柄はもちろんのこと、夢と現実に対する問いかけから始まるという話の内容も凄く好きだし、動きも凄くスピード感と迫力があって物凄く良かった。

憧れの作品をまた発見出来て嬉しいしとても勉強になった。

アニメのアクションの迫力は他の作品もどれも凄くて全話見応えあった。

マトリックス レザレクションズ( The Matrix Resurrections)

⭐️⭐️

マトリックス レザレクションズ』は公開された頃に、普段よく視聴してる陰謀・真実系やスピ系のSNS内でよく「凄く良かった!」と聞いていて、また今回はツインレイを表現しているとも聞いた事があって、マトリックスの新作というだけでも気になるのにますます観たい、絶対観なきゃと思っていた。

ただ、観る前からモーフィアスの配役が変わっているとかそういう懸念点はあったがまあ大丈夫なのかな?と思っていたのだが、個人的には今までのマトリックスの方がやはり好きだなぁと思ってしまった。

旧作はストーリー以外にも覚醒後のマトリックス世界の風景の奇妙なビジュアルとかアクションシーンなどの映像の面白さや良い意味でのくどさとか漫画やゲームっぽいあの独特の表現がクセになる良さで何度でも観たいと思える映画だったが、今回はそれをほぼ感じられなかった。

キャラもなんか今回は少しアクション控えめといった印象や敵キャラ含め全体的にみんなの魅力を感じられなかった。

逆に今回初登場のキャラが目立ったようにも思えた。

ツインレイ的なシーンは確かにあったが映画的にSF的な表現なせいかあまり魂に響くようなものにも思えなかった。

ネオが覚醒するまでが長く感じたし、トリニティーが覚醒したらすぐに終わってしまった。

やはり敵は旧作のスミスの方が面白かったな。

サークル


サークル』は、これ多分観たいやつと間違えて視聴してしまった。

これも以前多分陰謀・真実系のYouTubeを観ている時に動画主かコメントで知っていつか観てみようと思ってた映画だった。

U-NEXTの期限が切れてネトフリで見つけたこれを観てしまったが、多分『ザ・サークル』というこちらが観たかった方かもしれない。

このサークルという映画自体は物凄く単純な設定の映画で、背景が暗いどこか分からない空間の一室の中で、死の恐怖を前にした人々の人間模様がひたすら流れるだけという、なんか役のオーディション会場の状態をデザインして映画にしただけというような印象だった。

こういう映画が好きな人もいるかもしれないが、個人的には今まで人生の中で観た映画の中で正直一番つまらんと感じてしまった(ーー;)

ツインフレームを逃れて 


ツインフレームを逃れて』は、これもネトフリで見つけて完全にタイトルに反応して観てしまった。

ドキュメンタリーシリーズで実話らしく、内容はスピリチュアルなコミュニティに入会した人々やその家族の証言が語られていて、その実態がカルトビジネスでだいぶ悪質だったというスピ業界のドン深闇な内容だった(;´д`)。

海外ではこんな問題が起こっていたなんて衝撃だったし、この団体を検索すると今でも運営されているっぽい事にも怖さを感じた。

これを観ると正直ツインフレームとかツインレイとかの印象や信憑性がかなり悪くなってしまうと思う。

スピリチュアルというものに対してもカルトという印象になってしまいそう。

これはまさかスピの概念から人をまた遠ざけて眠らせる意図での悪質な印象操作なのだろうか?

詐欺やカルトなどするのはほんの一部の人だけだと思いたい…。

これを観ると波動が凄く下がる気がした。

アマプラにも似たようなタイトルで同じ団体の事を暴露してるドキュメンタリーがあるらしい。

UZUMAKI: Animated TV Series

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

UZUMAKI: Animated TV Series』これも伊藤潤二先生の漫画のネトフリアニメだ。

昔学生の頃実写映画をレンタルで観たことがあって、実はその時に伊藤先生の作品の存在を初めて知った。

このアニメはモノクロだが、絵も動きも映像が凄く良い感じで物凄く良かった!!

モノクロだから余計原作っぽく見える。

一つ、余計なことかもしれないが、陰謀界隈ではドン深闇的に有名なシンボル・サインとして渦巻マークが使われているという現実がある。

この作品がこのタイミングでアニメ化された事を勝手に妄想推測すると、アニメ制作がUSAだったりネトフリ配信というのもなんか、ああそういう事かと思えた。

ただ個人的にこのアニメのクオリティは凄く好きな感じだった。

(個人的に海外アニメが凄く好きで、微妙にそのテイストが感じられたせいなのか凄く良かった)

闇の威力、闇の芸術にはいつも新たな発見と学びと衝撃をいただけるのでとてもありがたい。

ジョー・ブラックをよろしく(Meet Joe Black)

⭐️⭐️⭐️⭐️

ジョー・ブラックをよろしく』も以前スピリチュアル系のYouTube発信者の方が良いと話題にされていて気になっていた映画だった。

視聴した率直な印象は、めっちゃブラピメインというか、俳優を上手く引き立たせて俳優の魅力で売る、みたいなそんな感じがした。(だいぶ歪んだ見方してるかも^^;)

でも実際主役(?)の2人は本当に美しかった。

ブラピ演じる死神とアンソニーホプキンスさん演じる富豪の男性との生死についてのスピ的なテーマがメインのストーリーかと思ったが、インパクトとして視聴後心に残ったのは、富豪の男性の娘と死神が出会ってお互い魂から惹かれる恋に気付くという恋愛内容の方だった。

実際、序盤にアンソニー演じる父が娘に、「現在のパートナーは本心から愛する人ではないんじゃないのか?人生で一度でも雷に打たれるような衝撃的に惹かれるような恋をした方がいい。」みたいなセリフを言って、その後娘がブラピと出会ってからもこの“雷に打たれる〜”のセリフが出たり、死神のブラピに惹かれてから父に、「ジョーこそが父が言ってた雷〜の人だった」とかそんなセリフを言っていたのでこの“雷的な恋=魂から惹かれる相手との恋を体験する”という事は重要テーマっぽい。

死神が人間的な事を体験したい(最終的に恋愛の感情?)というのは描かれていたが、死期を告げられた男性側の心理状態とかそういう面はあまり表現されておらず、会社の経営に関する事で社員と揉めるとかそんなシーンくらいしかなかったような。

仕事メインで生きていたこのような男性にとっては死期が迫ってもやはり仕事が一番重要事項という事の表現だったのだろうか?

ラストのパーティーのシーンの時、なんかツッコミを入れてしまいそうに思ったところは、父と娘の会話や行動が何故か娘は父がもうすぐ死ぬと分かっているかのようなまるでお別れ前のように泣いたりしていたところ。

視聴者は全てのキャラの状況を知っているから感情も共感できるしあの雰囲気に流されて映画的に多分終盤の感動シーンになると思うんだけど、キャラ目線で考えたら、いやいや、ただの父の豪華な誕生日パーティーなだけで普段と変わらず元気な父の様子なのに娘は何故そんな名残惜しく泣くのか?

シナリオ的に父の最期のラストが近いから視聴者に感動を煽るための仕掛けなのだろうか?

その後ラストで、娘は父とジョーが橋を渡って姿が消える所を見て、直ぐにコーヒーショップで出会った方のブラピが戻ってきて、2人が両思いなのを確認して、夜空に花火が上がったり豪華な生演奏やキラキラしたパーティー会場を背景にまるでディズニープリンセスムービーのラストのように恋愛的にハッピーエンドな美しい終わり方をするが、いやいや、ちょっと待てぃ!(;´д`)

父は?

ついさっきまであんなに名残惜しく一緒にダンスしてたオヤジの消息は気にならへんのかい?!

戻ってきたブラピに一言「あれ?お父さんは?」とかくらい聞いてもええんちゃう?( ;´Д`)

まあ美しいロマンスラストのあのシーンで父の話題は明らかに雰囲気ぶち壊し要因というかギャグになってしまうからな。。。

いつの間にか娘(スーザン)は父がこの日に亡くなるのを知っていたのだろうか…?

終盤で、スーザンがジョーが普通の人じゃない(死神)と気付いて恋が結ばれないと悟ったのかどうかよりも個人的には父の死を予感していたのか?知っていたのか?そっちの方がめっちゃ気になった。(こういう細かい事を気にして観るような映画ではないという事か?)

ギャグといえばちょっとコミカルなシーンもいくつかあったけど、個人的にコミカルでも何でもないような場面でなんかギャグみたいで思わずツッコミたくなるシーンが気になった。

序盤でのブラピの車の轢かれ方、すんげえ!(゚д゚lll)

この映画で一番良かったシーンは、序盤でスーザンとブラピがコーヒーショップを出てお互い反対方向に歩いていく時、お互いタイミング違いで相手の事を何度も何度も振り返って切なそうな表情をしてるシーン!

スワン・プリンセス2/魔王の城(The Swan Princess: Escape from Castle Mountain )スワン・プリンセス3/禁断の書(The Swan Princess III: The Mystery of the Enchanted Treasure )

⭐️⭐️⭐️⭐️

スワン・プリンセス2/魔王の城』『スワン・プリンセス3/禁断の書』これもネトフリで偶然発見して観た。

何故か1が無かった。

これ凄くディズニーっぽいがディズニーじゃないらしい。(だからネトフリで観れるという事か)

まだCGとか使ってない頃のこういうアニメがなんか落ち着くというか温もりがあって好き。

色使いとか動きとか色々勉強になるし、プリンセスやお城や森など美しい自然と勇敢なプリンスと綺麗な湖、そして白鳥からプリンセスに変身が解ける時の幻想的な雰囲気、とても夢があって良かった!

このアニメはキッズ枠という事らしいが、一応大人の筆者でも十分楽しめた。

改めて子供とか大人ってただの見た目だけの違いなんじゃ?と思える。

アニメなども勿論セサミストリートとかああいう実写系でも大好きだし、成人してからも未だに多分子供向け用として売られているカワイイグッズなどに本気でときめくし購入する時だってあった。

逆に子供の頃は、子供向けの歌やアニソンとか全然惹かれず大人が聴いてる洋楽とかの方が凄く好みだったとか、切ない映画とかも何となく理解していたし、大人と接する時に何故か自分の方がもっと老人みたいな気持ちになる事も多々あったり、大人の前でこういう態度は子供らしくない生意気と思われるんだろうなとか無意識に勝手に推し量って本心に逆らってわざとバカっぽい態度や何も分かってないみたいな行動をして大人の機嫌に気を遣っていたような事も多かった。

子供の時から大人の感覚を何となく知ってたし大人になっても子供の頃の感覚はあのまま時が止まったようにまだある自分は見た目の変化だけで結局何も成長してないとも感じる。

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

⭐️⭐️

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』これも偶然発見して知った映画だった。

観ると予想外に悪側の設定がなかなかグロかった。

日本独特の陰湿な怨念みたいなのが感じられた。

「M」というドラッグみたいな秘薬とされるきな臭い薬が登場するが、その製造方法や原料の正体が血という事など悪魔的な設定が終盤に判明…これって、あ、あどれxxxxと似てない?!((((;゚Д゚)))))))

水木さんが務める会社の名前もすんげぇ名前だった。。。

「血液銀行」…(;´д`)DSすぎるぅ!

個人的見所は鬼太郎の父の戦闘シーンかな、めちゃくちゃ臨場感と迫力とスピード感があって凄いカッコよかった!

久々にジャンプアニメを観たような気分を味わえた。

鬼太郎父の髪色を見たら昔観た鬼太郎の実写版映画『ゲゲゲの鬼太郎』を思い出して、あの時は何で銀髪なのかと思ってたけどまさかこれが本来の色という事だったのか?!

LUCY/ルーシー

⭐️

LUCY/ルーシー』も以前スピリチュアル系のYouTube動画内で何回か耳にして気になっていた映画だった。

人が覚醒して本来の機能をフル発揮した状態について表現されているという事で、確かにその表現とかは上手く出来てて興味深かったが、覚醒した原因は闇取引されている新型ドラッグのせいという設定で自己メンタルに向き合って覚醒していく的なスピリチュアル性からはかけ離れているし、その袋を無理矢理体内に入れられて運び屋をさせられるシナリオとか、途中そのヤクを手術室で取り出させたりとか、全体的に銃殺シーンが多めなところなどそういう暴力や痛々しい表現が個人的には嫌いな雰囲気で、観てると気分が凹むタイプの映画だった。

監督がリュック・ベッソン氏と知り、彼の映画を全て観ているわけではないが知ってる作品は個人的に苦手と感じる映画が多い事に気付いた。

わりと共通してマフィアとかそういう闇犯罪組織が登場するものが多いというかバイオレンス描写や流血シーンもリアルだし登場する女性キャラが痛々しい状態になるのを凄くリアルに生々しく映されていて尚且つアクションものという苦手要素が詰まっている印象がある。

ラストで、宇宙の中にある地球の映像が表示されて、100%覚醒したら肉体が無くなって地球上の全てに存在する意識だけみたいな状態になってたが、あれはアセンションしたって表現なのだろうか?

しかし、全体的に凄く3次元的な印象だった。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス( Everything Everywhere All at Once)

⭐️

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』も以前スピリチュアル系のYouTube発信者の方がマルチバースやパラレルワールドがとても分かりやすい映画だとお勧めされていて気になった映画だった。

確かにパラレルワールドの題材や表現も良いと思うし、カンフーアクションもカッコよくて面白かったし、カラフルでオシャレな映像や物凄く凝った造りの映像表現もクオリティ高くて凄かったし、家族の絆や親子愛とか同性愛とかいろんなメッセージが詰め込まれているのも感じれて良い映画だと思う。

ただ、これも物凄く個人的な好みの問題だが、まず、なんか凄く長く感じてこんな事は初めてだったが何故か途中で飽きてしまった。

それに、アメリカではあるあるなのかどうか分からんが(違ってたらすいません)そんなガッツリコメディジャンルって印象じゃなかったのに急に下品な行動や下ネタ系があってそのノリについていけなかったというかなんかめっちゃ引いた。

あとカット数が物凄く多かったり切り替わりもスピード感あって色彩も豊かなので結構目が疲れる感じなのと、全体的に凄くテンションが高い感じも疲れた。(深夜に観たせいなのか?)

それとこれは完全にただの筆者の個人的好みの問題だが、この映画のメインキャスト達のビジュアルが絵的に魅力を感じられなくて集中力が続きにくかった。

なんとなくだが、この映画からは近年のアメリカグローバリスト勢力が意図してる風潮が込められているような気がして何か得体の知れない気持ち悪さを感じた。

ひどい酷評…(⌒-⌒; )

っと、凄い長くなってしまった´д` ;

お好きな作品はありましたか?

好き勝手書きたい放題でさらに乱文失礼いたしました。

まだまだ観たい作品がたくさんありすぎるので、時間を見つけてまた視聴楽しみたいと思います。


最後まで見てくださりどうもありがとうございました。

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